本日、6時間目に「令和2年度 立志式」が実施されました。

立志式は、現在の「成人式」にあたる行事として古来から数え年の15歳頃に行われていた「元服(げんぷく)」を基とした行事です。地域によって差があるようですが、栃木県では全県的に行われており、本校でも生徒が将来の目標や決意を明らかにし、大人になる自覚を深める機会として、開校以来実施しています。
校長先生からは、生徒たちと同じ14~5歳で志を立て、その実現のために努力した歴史上の偉人たちを例に「精神的に自立することの大切さ」「志が支えとなってチャレンジする力が湧いてくる」等のお話がありました。また、生徒たちにもそうあって欲しいとの願いを込めて、子どもの頃の夢を叶えたドイツの考古学者シュリーマンの「子供の頃の志は一生忘れることはないだろう」という言葉が贈られました。
その後、福田富一 栃木県知事・日本大学栃木県支部校友会会長から立志式にあてたメッセージが紹介(榊原教頭代読)され、クラス代表生徒(阿部光陽さん、長沼健世さん)に記念品が授与されました。


最後に、生徒代表の澤井音羽さんが「誓いのことば」を読み上げ、立志式が終了しました。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため何かと思い通りにいかないことも少なくなかったと思いますが、今日を機会に一生の志を立て、困難にも負けない強い気持ちで突き進んでほしいと思います。