2021/01/20 | 【理科室通信】感覚器官 |  | by:Web管理 |
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中学2年生の学習「動物の世界」で、目や耳など感覚器官のつくりや、
感覚の生じ方について学習します。
今の私たちの生活は、目と耳からの情報に圧倒的に左右されている気がします。
しかしながら、感覚器官として最大なのは実は「皮ふ」です。
あるピアニストが、「先生のような表現するにはどうしたらいいか」を尋ねたところ、「いろいろな『紙やすり』を買ってきて、指先の感覚を鍛えなさい」と言われました。
彼女は、お店に行って、まず紙やすりにたくさんの種類があることに驚き、
粗さの違う、何種類もの紙やすりを買って帰り、触ったときの感覚を指に覚えこませ、この旋律は何番のざらざら感・・・と表現するようにして、豊かな表現ができるようになったそうです。
では、身の回りにある物体を触って、その感覚を味わってみましょう!
ギューッと触れたときとそっと触れたときも感覚が違います。
同じ温度のものでも、触れたときに温かく感じたり冷たく感じたりします。
手のひらと手の甲、肘、足の裏・・・触れる場所でも違います。
皮ふは、髪の毛1本でも見つけられる優秀なセンサーです。