みなさん、こんにちは。反転授業です。一橋2012大問Ⅰです。
今回はフランス史。ナントの勅令について解説します。
ユグノー戦争を終結させるきっかけとなったナントの勅令。
一体どのようにだされたのでしょうか?またナントの勅令の歴史的意義とは何でしょうか?
答えは動画の中で。
16世紀半ばになるとフランスでも手工業者たちにカルヴァン派が広まりユグノーと呼ばれる新教徒とカトリックが対立します。この対立に貴族の争いがからみユグノー戦争が起こるのですが、サンバルテルミの虐殺により激化、外国勢力も介入します。このような中で国内の統一を優先する勢力が現れます。そして新たに即位したブルボン朝初代国王アンリ4世は自らカトリックに改宗し、ユグノーに大幅な信教の自由を認めるナントの勅令を出すのです。これにより宗教対立は収拾され、国王の権力が強化され、フランス国内の統一が進むのでした。

